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慈雲寺(じうんじ)は、山梨県甲州市塩山中萩原にある臨済宗妙心寺派の寺院。山号は天龍山。本尊は聖観世音菩薩。甲斐百八霊場10番札所である。 推定樹齢300年超のイトザクラの巨樹と、樋口一葉の文学碑があることで知られている。 == 沿革 == 甲州市北東部、大菩薩嶺山麓の標高約570メートルに位置する。 南北朝時代の暦応年間(1338年 - 1342年)に、夢窓疎石が開山となって創建されたと伝える臨済宗妙心寺派の寺院。夢窓疎石は甲斐・平塩寺(市川三郷町)で修行した臨済僧で、甲斐では浄居寺(山梨市)や恵林寺(甲州市)などを創建している。 江戸時代末期、当時の住職である白巖和尚(はくがんおしょう)により寺内に私塾(寺小屋)が設けられ近隣の子供たちに開かれた。1887年(明治20年)に本堂内に学校が開かれ、1907年(明治40年)には私立山梨里仁学校となり、その後、市内の千野(ちの)地区に移転し太平洋戦争終了時まで存続していた。 この寺子屋では樋口一葉の父・則義が学ぶなど、地域住民にとっては寺院であると同時に教育施設としての意味合いも兼ねており、明治から昭和にかけ地域の人材育成に貢献した〔『甲斐百八霊場』 テレビ山梨企画・編集 2000年8月10日初版発行 p.5、pp.34-35 ISBN 4998070215 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「慈雲寺 (甲州市)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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